陰部のできもの

陰部(デリケートゾーン)
のできもの

陰部は男性の場合、陰茎や亀頭などを指し、女性の場合、膣や大陰唇、小陰唇などを含みます。陰部にできものが現れた場合、それは何らかの病気の兆候かもしれません。
できものの特徴や形状は病気によって異なり、ブツブツ、赤い水疱のようなもの、シコリなどがあり、時には痛みを伴うこともあります。
陰部にできものができた場合、恥ずかしさから相談しづらいこともあるかもしれません。しかし、これらの症状は性感染症の可能性もあるため、放置せずに医師に相談することが重要です。
普段と異なる症状やできものが現れた場合、自己判断せずに医療機関を受診することをお勧めします。性感染症の早期発見と適切な治療は、症状の悪化や不妊のリスクを軽減するのに役立ちます。

ります。

陰部のできものから
考えられる病気

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマは、性感染症の一種で、陰部にイボのようなブツブツが生じる病気です。低リスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)が皮膚や粘膜に感染することによって引き起こされます。男性と女性の両方に影響を及ぼし、陰茎、亀頭、包皮、陰嚢など男性の陰部全体や、女性の場合は膣、子宮頚部などの陰部全体に発症します。時には肛門周辺や肛門にも現れることがあり、特に肛門や女性器の場合は検出が難しいため、症状が進行してから気付くこともあります。イボの形状は鶏冠状やカリフラワー状で、かゆみや違和感を覚えることもあります。

梅毒

梅毒は性感染症の一つで、感染後、症状が一時的に現れ、次に消える周期的な特徴があります。感染後の3週間から6週間の初期には、感染箇所である陰部や口にしこりのようなものが現れます。これらのしこりは通常痛みを伴わないとされていますが、痛みを感じることもあります。初期のしこりは自然に消えることがありますが、3カ月後には2期と呼ばれる段階で全身に疹(赤い斑点)などが現れることがあります。

性器ヘルペス

性器ヘルペスも性感染症の一つで、ウイルスが広がることで家族内感染することもあります。性器ヘルペスは、性器に水ぶくれのようなブツブツや発疹が現れる症状を引き起こします。これに痛みや違和感が伴うこともあり、排尿時やリンパ節に痛みが生じることもあります。

毛包炎

毛包炎は、毛根周辺の毛包が炎症を起こす状態です。毛穴の深部が細菌感染を引き起こし、赤く腫れ、痛みを伴うことがあります。しかし、数日経過すると症状が和らぎます。

皮下腫瘤

皮下腫瘤は、皮膚の下にできるしこりを指し、良性と悪性に分類されます。最初は小さな良性のしこりが存在することがあり、後に細菌感染などによってしこりが大きくなり、違和感を引き起こすことがあります。

フォアダイス

フォアダイスは、男性の陰茎や女性の小陰唇などに現れる小さな白いブツブツです。これは病気ではなく、生理的な現象であり、尖圭コンジローマと混同されることがあるかもしれません。

バルトリン腺嚢胞

バルトリン腺嚢胞とバルトリン腺膿瘍は、女性の陰部に生じる疾患で、バルトリン腺の開口部で粘液がたまり、時に細菌感染が起こります。初期症状は無症状で、ただできものが見られることがありますが、進行すると腫れや痛み、熱感が現れ、生活に支障をきたすことがあります。治療は、症状に応じて抗生物質や消炎剤の投与、液体の排出などが行われます。再発が頻繁な場合には、摘出手術や造袋術が考慮されます。早めの医療相談が重要です。

粉瘤

皮膚の下にできる袋状の構造物で、陰部にも発生することがあり、しこりや臭いの強い液体が出ることがあります。細菌感染が起きると化膿性粉瘤となり、炎症や痛みが現れます。軽度の場合は抗生物質で治療可能ですが、悪化すると切開が必要な場合もあります。

接触性皮膚炎

かぶれの一種で、陰部にできることもあります。下着やナプキンによる刺激が原因で湿疹が出現し、かゆみやヒリヒリ感を引き起こします。原因物質の除去や、適切な下着の選択、洗浄方法の工夫が治療の第一歩です。必要に応じて抗ヒスタミン薬やステロイド外用薬、保湿剤を使用します。

陰部にできもの・しこり
があるとき考えられること

陰部にしこりのようなできものがあるとき考えられることとしては、尖圭コンジローマやバルトリン腺嚢胞、接触性皮膚炎、フォアダイスなどがあります。陰部にしこりのようなできものを感じたらお早めにご相談ください。

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