クラミジア感染症

クラミジアとは

クラミジアとはクラミジアは従来、細菌とウイルスの間に位置する微生物と考えられていましたが、近年では細菌として分類されています。しかし、他の細菌と異なり、独自の増殖方法を持ちます。クラミジアは増殖して細胞を破壊し、細胞外で拡散した後、他の細胞に侵入することで感染拡大していきます。なお、性感染症を引き起こすクラミジアは「クラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)」と呼ばれる病原菌のみになります。

クラミジア感染経路は?

クラミジアは、感染者と粘膜レベルで接触する性行為によって感染します。性器のほか、男性の場合は尿道、男女ともに咽頭にも感染しますので、注意が必要です。なお、プールや大衆浴場、トイレが感染経路になることはございません。

咽頭クラミジアとは

クラミジアとはクラミジアが咽頭に感染した場合を咽頭クラミジアと言います。咽頭クラミジアの特徴としては、自覚症状に乏しいことです。また、症状が出た際にも、喉の腫れや喉の痛みなど風邪と類似していることで、咽頭クラミジアの発見は遅れがちです。

クラミジア潜伏期間は?

感染から発症までの潜伏期間は、1~3週間と言われています。潜伏期間内では、性行為により感染するものの、抗体検査ではクラミジア感染症陽性とはならないため、注意が必要です。

クラミジア感染症の症状

クラミジア感染症になった場合、男女で生じる症状が異なります。下記のような症状が見られたら、お早めにご相談ください。また、男女いずれかが感染した場合、パートナーにも検査を勧めましょう。

男性が感染した場合

男性がクラミジア感染症に感染した場合、頻尿・排尿痛や尿道の分泌物、など尿道炎の症状が見られます。また、精巣(陰嚢)の腫れや疼痛、発熱といった精巣上体炎の症状がみられることもあります。

女性が感染した場合

女性がクラミジア感染症に感染した場合、自覚症状は男性に比べ乏しい傾向にあります。不妊に悩み、検査を行った結果判明することもあります。自覚症状に乏しい女性のクラミジア感染症ですが、下記のような症状がみられることもあります。当てはまる項目がありましたら、お早めにご相談ください。

  • 不正出血
  • 下腹部痛
  • 性交痛
  • 発熱

など

クラミジア感染症の検査

クラミジア感染症が疑われる場合は、尿検査や血液検査を行います。また、卵管の通りを確認するために子宮卵管造影検査を行うこともあります。

クラミジア感染症の治療

クラミジア感染症が確認されたら抗生剤を処方します。薬を服用することで感染症は治癒しますが、卵管の通りに異常が見られる場合、卵管の通りが治癒するわけではありません。卵管癒着剝離術や卵管鏡下卵管形成術を行い、卵管の通りを改善していきます。クラミジア感染症になると、必ずしも不妊症になるわけではありませんが、卵管の通りが悪いと不妊に繋がります。適切な治療を受けることが必要です。

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