予防接種
(子宮頸がん、風疹・麻疹、インフルエンザ)

主な取り扱いワクチン

当院は成人女性を中心に診療しているため、15歳以上の女性を対象とさせていただいています。
予防接種について、ご不明な点がございましたら当院までご相談ください。

対応疾患 ワクチン名 費用(税込) 接種回数
子宮頸がんワクチン2価 サーバリックス   3回(①初回②1か月後③6か月後)
定期接種あり
子宮頸がんワクチン4価 ガーダシル4価   3回(①初回②2か月後③6か月後)
定期接種あり
子宮頸がんワクチン9価 シルガード9価   3回(①初回②2か月後③6か月後)
定期接種あり
風疹・麻疹ワクチン ミールビック   1回
インフルエンザワクチン インフルエンザ   1回

子宮頸がんワクチン

子宮頸がん2価(サーバリックス)・子宮頸がん4価(ガーダシル4)

子宮頸がん2価(サーバリックス)・子宮頸がん4価(ガーダシル4)ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染すると発症する疾患です。子宮頸がんや子宮がん、尖圭コンジローマなどの原因となるウイルスです。性交渉によって感染します。感染後の治療薬がないため、予防接種で感染を防ぐことが推奨されています。
定期接種の対象は小学校6年から高校1年で、公費負担(無料)で受けられます。
上記に加え、キャッチアップ対象者として平成9年度生まれ~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性で、過去に子宮頸がんワクチン接種を合計3回受けてられいない方も公費で接種できます。

子宮頸がん9価
(シルガード9)

現時点で最も多くの種類のヒトパピローマウイルス(HPV)をカバーできるワクチンです。子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐために接種します。定期接種対象者とキャッチアップ対象者の女性は、2023年4月から公費(無料)で新たに接種できるようになりました。

麻疹風疹(MR)ワクチン

成人になってから麻疹や風疹にかかってしまうと重症化しやすいため、予防接種を受けることが推奨されています。
とくに、妊婦さんが感染して赤ちゃんも風疹に感染した場合は、先天性の難聴や白内障、心疾患などの疾患を持って生まれる可能性がありますので注意が必要です。今後、妊娠を希望している女性は事前に麻疹・風疹の予防接種または抗体検査を行うことをお勧めします。なお、妊娠の可能性がある方やすでに妊娠している方はワクチンの接種ができません。ワクチン接種の約2カ月後からは妊娠して問題ないですが、それまでの期間は避けましょう。

インフルエンザワクチン

毎年11月下旬~12月から流行し始め、1~3月頃にピークとなります。インフルエンザはワクチンを接種してから約2週間後から抗体ができ、約5カ月間持つため、流行の期間から逆算して12月頃までには接種しておくことをお勧めしております。
インフルエンザのワクチンは感染することを防ぐことはできませんが、感染しても重症化を防ぐことができます。
なお、65歳以上の方は、一部公費で接種することが可能です。

予防接種について

予防接種の効果

予防接種の効果ウイルスや細菌を弱毒化・無毒化したワクチンを接種することで、体内に抗体ができるようになります。
ウイルスが体内に侵入しても抗体で排除されるため、感染症にかかりづらくしたり、感染しても重症化を予防する効果が期待できます。

予防接種を受けられない方

  • 37.5℃以上の発熱
  • 体調不良の方

ワクチン接種の副反応について

  • ワクチン接種した箇所の腫れ、赤み
  • 発熱
  • 頭痛

これらの症状が見られた場合は当院までご連絡ください。
稀ですが、アナフィラキシーショックを起こした際は、速やかに救急病院を受診してください。

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